きず
きず / 石坪日菜
14の夏 禁断的な暑さで
読書中の私 while walking walking
過ぎゆく自転車 叫ぶ暇も与えず
胸と胸 痛めた 今もまだ
目にした秘密の花園の真実は汚部屋で
目は覚めたでしょうか
目論んだ 見透かされた目は
どん底まで落としてくれるかどうか
You don’t know I don’t know too
きっと忘れているだろうと
I don’t know You don’t know too
きっと夢の中の話だから
覗かせる願望 この先はアウトロー
の、ギリギリグレーを
楽しむくらいしかできない
今世の現実に make me cry
許されないのに 知らない顔して
今日もどこかでおんなじこと
繰り返して 好かない笑みを
浮かべてんだろ
泥に浸かったその心を
洗い流して貰えなかったんだね
You don’t know I don’t know too
今も忘れているだろうか
I don’t know You don’t know too
今も夢の中にでてきて
You don’t know I don’t know too
傷口を縫わずに巻いた包帯
I don’t know you don’t know too
不恰好な生傷を隠して